トイレ節水ECO計画

プチリフォームメニューの中で、トイレのリフォームメニューです。
最近のトイレリフォームの傾向は、掃除のしやすさ等から、タンクレスタイプの物に変える方が多いようです。ただし、タンクレスは手洗いがなくなりますので、必要であれば、別途で手洗いスペースを設ける必要があります。また中高層階の場合は、水圧の問題で費用が割高になるケースもあるので、事前に確認しなくてはいけない事も多いです。あまり費用をかけずにトイレをリフォームされたい方には、便器や便座の交換だけ等の簡易リフォームをお勧めします。便器交換に合わせてクロスや床材の貼替えをするとかなりイメージも変わります。御高齢者がいるご家庭なら、手摺を付けたり、段差をなくすなどのリフォームもお勧めです。

マンションリフォームの場合、位置を大きく移動する事は難しい場合がほとんどです。理由は、排水管の勾配が取れなくなってしまう事です。他にも、トイレは狭く気軽にリフォーム出来る場所ではありますが、些細な事で使い勝手は大きく左右されます。水回りであり、毎日家族みんなが使う場所なので、素材選びや備品の取付位置等細心の注意が必要です。素材で言えば、他の居室と統一感を出したく無垢のフローリングにしたところ一年余りで、黒いシミだらけになったというケースも、便器周りは想像以上に広い範囲で汚れ、水以外に尿や洗剤なども付きやすいので注意が必要です。備品の取付位置では、タンクに付いている手洗いとタオル掛けが遠くその間の移動で水が垂れ、手を洗う度に汚れてしまったり等、些細な事が日々のストレスになってしまいます。素材や備品の取付位置を考える時は、見た目だけではなく、実際に使う事を想像しながら考えたいですね。