<1>排水配管工事
マンションリノベーションの場合、排水部分は既存立ち上がり管を使う事になりますので、径の確認や配管引き回しルートを詳細に検討する必要があります。
図面が無かったり、既存の部屋からでは想定しか出来ない様な場合によっては、解体してみないとどこにあるか分からない事もあります。この場合は、設計にも絡みますのでスクランブル発進で検討をします。 |
<2>排水配管工事
排水管の径が65φ以下は1/50、75φ以上100φまでは1/100になるように勾配をとり、座金によりきっちりと固定していきます。
この勾配が取れる範囲でバスルームやトイレ、キッチンなど水を扱う部屋の間取りが決まります。勾配により高さが高くなってしまう場合、必然的に床を上げなければなりません。マンションのスラブ高(躯体床から上階の躯体床までの高さ)は余裕が余りない場合が多いので、床を上げると天井高さが低くなることに繋がります。 |
<3>給水給湯配管工事
給水は塩ビパイプ管または水色の架橋ポリエチレン管で、給湯はオレンジ管にて取付ます。ベランダ側ガス湯沸器の配管には、給水、給湯、ガス、追い炊き配管(2本/ピンク色)が必要です。配管の際は床下部の既存パイプ穴を利用するか、無い場合は、コア抜きする必要があります。
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<4>給水給湯配管工事
必要箇所への立ち上がりです。給湯、給水排水管がそれぞれ立ち上がっています。
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<5>番外編/排気の出口
外部排気口新設の場合、排気口カバー取付時は周りのコーキング、下部に汚れ防止プレート取付をしています。 |